2010年05月31日
古びた白いテーブルにわたしはひざを乗せて意味ありげな頬杖と口ものとの笑みもう片方の手はスプーンをそっと握りながら古い邸宅に誰もいなくなってそこに作られた都会には場違いなカフェー
2010年05月18日
白み始める空の中で小さなカラスたちが羽ばたいているのを見ていた眠るチャンスを逃したままでわたしはこの空を眺めているここにあるのは胸の奥のくすぐったさ街頭たちは明るさに気づ
2010年05月04日
川にきらきらしているのは街灯とお月様のダンスかしら?望遠鏡を覗く事に飽きたからわたしは欄干に伏した姿勢で水面の光を追いかけている今日のところはいてもたってもいられない
2010年03月31日
眠れないからバスタブにラベンダー眠れないからティーカップにカモミールバスタイムもティーカップもどちらも僕を助けてくれない何もない退屈な夜は焦りを増やしながら来て欲しくない朝を引いてくるR
2010年03月10日
チープなヘッドフォンが香りを運んだ気がしたうそ臭い音楽がなんだかそういう気にさせるからわたしは息を吸い込むように耳を澄ましてそっとそっとこの静かな部屋の中浮かんでいる静寂を探す̴
2010年02月28日
キャンドルを吹き消したらなら明け方の道へと出かけてみよう大人たちの早起きよりももっと早くわたしはこの時間だけの嘘を持ってドアを避けて窓から出かけるひんやりとしみこむような
後からなんてそんなのナシだ今から気がついたところで気持ちでなんてどこにもいれない届かないメールも繋がらない電話も理由は知らないけどもしかしたらあなたはぼくの気持ちを知
2010年01月13日
気まぐれはいつだって突然わたしからの電話に君は笑顔みたいな声で答えるうんいいよちょうど退屈してたからそんな声に助けられて真夜中に繰り出す二人̴
2010年01月07日
ふたりぼっちの時間のためにあなたはわたしに歌をくれたふたりぼっちの時間のためにわたしはあなたに踊りをあげたちいさなあなたとちいさなわたしちいさな者どうしの秘密R
一歩二歩と進んでいくのは長い列ぼくは一歩前の人が進むのに合わせて進む君も一緒に進む一歩も歩幅は自然と一緒になって来たばかりの瞬間を待ってぼくらはここにやってきて大したことない話に乗せて列をどん