2008年05月08日
キャンドルスタンドにはゆらゆらツバメラベンダー畑をふらふら旅するパジャマのぼくはツバメを見てるテーブルの上の小さな空おつかれさまのカモミールふんわりブランケットに包まって飲む夜が大好きときにはかわり
2008年05月06日
眠れない夜そんな夜には結婚式小さな花嫁は右手のひとさし指小さな花婿は左手のひとさし指出窓の宝石箱から取り出したふたりをわたしはそっと手へと連れ出す教会のベルのかわりに大好きな音楽をひとつ甘い夕
けだるい腕で宙をなぞるわたしの世界はぐるぐるまわる体をなぞる揺れる熱さはわたしの中でじたばたしてる今日はいちにちベッドの上今日はいちにちひとりきりどこへもいけない休日は空想の中でどこかへ行こう
2008年04月30日
クラヴサンはつぶやく暗い部屋に月はやさしい光を投げ込むクラヴサンは泣いている涙の代わりに濡れた音をつむぎながら窓の形に照らされた床が苦しい目を閉じたいのに月明かりは許してくれない自動機械になった指は
薄紅色を脱ぎ捨てて見上げる空はなんだか低い素肌に触れるそよ風はわたしの体をそっとくすぐるそろそろ眠ろうかほんの少しの昼寝の時間わたしの肌はそよ風の毛布に包まれる脱ぎ捨
みんなの僕と僕だけの僕前者は透き通る風後者はパンにたっぷりのハチミツ今鏡に映る僕はどっちの僕?肌に触れる涼しげな風?舌を惑わす柔らかな甘み?風の中を旅する蜂蜂たち