Sweetish trip!へようこそ!
このサイトは こんぺいとうツーリズム支配人、小城りょうがイラストや小説、詩で日常から少し離れた空想の小旅行にお連れするウェブサイトです。
2023年12月10日
それぞれの部屋で同じラジオ番組を聞いているはるかとこがね。 そんな中、こがねからはるかに届いた不思議なメッセージ、とは?
2023年11月04日
八幡の藪知らずの神社にお参りしてその静けさに心地よさを感じるみゆき。 そんなみゆきに忍び寄るびっくりの正体、とは?
2023年09月23日
お出かけの帰りにたい焼きを買って家で食べようとしていたみゆきとこがね。 そんな時にこがねの前を通り過ぎる憧れの大物、とは?
2023年05月08日
アルバイトの面接が終わってすずかは友達のこがねにばったり会う。 ふたりでジェラートを食べに行ったときのこがねのちょっとしたサプライズとは?
2023年04月01日
レトロ喫茶店にアルバイトの面接にやってきたすずかのお話。
2023年02月09日
駅前の時計塔の下でコーヒーをおやつを楽しもうとおもったはるかとみゆき。 コーヒーを買いに行ったはるかを待つみゆきに迫りくる脅威、とは?
2018年12月21日
短編小説
1今日、あたしはとても不思議な夢を見た。今日だけじゃない、昨日、一昨日、その前の日……覚えているいるかぎりずっと同じ夢を見ている気がする。雪の降る公園をはしゃぎまわる夢。そんな夢を毎日、毎日、毎日、
2018年02月25日
1学校から帰って玄関のドアを開けるとそこには普段見慣れない靴が一足。不思議がりながらちょっとうれしい予感がして靴を脱いだあとで居間に行くとそこに親戚のお姉さんがいた。お姉さんといってもわたしのお姉さんではな
2017年08月02日
ショートショート
これはハンドルと呼べばいいんだろうか?コーヒーミルの取っ手を回しながら少しずつ音と香りを探っていく。正直言うとお店で挽いてもらってきたほうがおいしいけれど、春先の雨ですることともなく時間を持て余したわたしたちにはちょうどいいお茶の楽
2017年03月13日
百文字噺
次にここに貴女と来るのは何時になることでしょう。明日、あの方との暮らしが始まる不安で世間知らずの頃が懐かしい。契りを交わし誰よりも近かった私達。これからも同じでしょうか。貴女の心を知りながら祈るだけです。
2017年03月12日
夜風に慰められ窓を閉じ机に向かって綴る言葉はすらすらと出ながらも自分が書いた気がしない。だけども封蝋はどこか怖くもう一通、認めることに。ただ、これは送れない。けれど全て綴ろう。滲むインクと一晩の間。
風が強い日で少し風見鶏が心配になった。あちこち吹かれて風も見れずに飛ばされないか。だけど、道が灯らずカンテラだよりの私は顔の雨粒を涙に変えて迷ってしまった。ふと、片手があたたかい。あなたが来たのね。
2020年06月26日
アスファルトを踊るしずくたち 長靴で踏むステップのみたい 傘をさすわたしの歩幅 大きなしずくはすこしいじわる わたしのお気に入りを濡らしながら 冷たさを一枚一枚着せていく 日差しも
2018年02月11日
馬車の御者 そんな名前のコーヒーを一杯 お店のソファじゃ体育座りはできないから 膝の上で頬杖をついて 生クリームに足止めされた湯気を思っている 君は時計とときどきにらめっこしながら ときどき生クリームをスプーン
2017年02月20日
高台の上から見る景色は何も変わらない 昨日も同じ 一昨日も変わらず ここに来る坂道で気が付いてはいたけれど 今日がちがっていたのは 肌が気づいた 半袖はもうすぐ眠るころかもしれない
ドアが開いたらまずはまっすぐ見つめて 顔をあげて胸を張るぐらいがいいのかも 息をぐっとすいこんだら緊張しすぎないように 今日は大事な脇役だから だけど 今日まではとても楽しみだった
2014年06月11日
ガラス細工の小鳥をみつめて ぼくらは遠い夏をまつ まだまだこどものひまわりと もうおとなのあじさいが ちいさなしずくたちとあそんでる そら色のテーブルの上 さくら色のお皿の上に
2014年03月28日
響く足音 はしゃぐ声 自分の声がこだまする きみの声もこだまする 重たいドアが閉じたあとは グラグラ揺れる 乗りかごの歩みが聞こえている? 黙ってしま