雨傘番組は不要です
2009年08月11日 0:18
せっかくなのに
青空の下 力いっぱいのお日様を浴びて
自転車に乗って どこまでも行ってみようって
そういう言葉を口実に
君をどこかに誘うんだって思ってたのに
来なくてもいいお客様
遠くからいらっしゃらなくてもいいっていうのに
僕は恨めしそうにベランダに跳ね返る雫を見てる
生暖かく湿った空気にどこか嫌な気分になりながら
雫の勢いは増していく 音も大きく騒ぐように
ヘッドフォンでもなかったら
音楽なんて聴けやしない
何かを起こしたいのに
どうにかしたいのに
自分の力でどうにもならない出来事たちで
僕の希望はどこかに持っていかれてしまう
こうしてる間に 僕の望まない事が進むような
そんな気がしてしまって
落ち着かないのに何にもできない
窓越しの体育座りで砕けた雫に打たれながら
そんなことを考える暗い午後
期待した日差しは厚い厚い雲の上
結局 今日は
ここでふてくされているしかないんだよね
そこで思うことなんて
「おっくう」って言葉って良く出来てるな
そんな 意味不明な納得くらいじゃないのかな
気晴らしになる娯楽なんてあんまり意味もない気もするし