近くの君と遠くの気持ち
2010年01月13日 0:26
気まぐれはいつだって突然
わたしからの電話に君は
笑顔みたいな声で答える
うん いいよ ちょうど退屈してたから
そんな声に助けられて
真夜中に繰り出す二人
ちょうどよい距離 ちょうどよい歩幅
そんな ちょうどよいが心地いい
映画を観たって 音楽を聴いたって
お酒を飲んだって
この時間はわたしにとっては
ラベンダーの香りの様に落ち着くひと時
だけど わたしが望むものかは別の話
近い距離だけど 遠くも感じる
わたしと君の間にある友情は
このままいつまでも続いていくのかな
心地が良いから甘えてしまうし
甘えられても心地が良いから
だから このままいたいって思うは確か
だけど 友情じゃないわたしたちの間
それを想像してしまったあの日から
友情の変化を望んでしまう
だけど 壊す事が怖いから一歩踏み出せない
そして 君が気づいてくれる事を期待する
帰り道の改札で 君は急にわたしを呼んだ
緊張の先の答えの先は
期待してもいいのかしら?
だけど それが起きないって何となくも分かってしまう