新しい一歩と続く時間

2010年01月07日 23:05

一歩二歩と 進んでいくのは長い列

ぼくは一歩 前の人が進むのに合わせて進む

君も一緒に進む一歩も

歩幅は自然と一緒になって

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来たばかりの瞬間を待って

ぼくらはここにやってきて

大したことない話に乗せて

列をどんどん進めていく

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早まる事もあるけれど ゆっくり進む

これが基本

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ぼくが願うことがきっと叶うと信じながら

一歩ごとに君の横顔をちらりと見てる

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話はいつでもたわいもない

だけど すごく慎重になる

気持ちをいくら入れてみたって

変わる事なんてないっていうのに

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見えるものが何なのか

笑顔でいるのか

泣いているのか

蓋を開けてみるまでわからない

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ぼくらの番がやってきて

勝負はそのあと 帰り道

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まだまだ時間はたっぷりある

だから その間には決めておこう

なんて言葉をかけようかとか

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ぼくと君の間を変える

そんな一言を見つけないと

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不安はいっぱい

だけど その瞬間が待ち遠しい

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