ハグみたいなジンジャーとキスみたいなブランケット

2008年11月25日 23:10

わたしの部屋のソファーベッド

色とりどりの 雪の結晶

元をたどれば 不似合いな

バラのつぼみも一緒なの

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座ってるんだか寝転がるんだか

どっちかわからない そんな姿勢で

真っ赤なテーブルにお気に入りマグカップ

おさげの女の子に抱き上げられた子猫ちゃん

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わたしの定番 今日みたいな寒い日用

部屋まで冬もようなこんな日は

ジンジャーミルクがかかせません

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ジンジャー ハニー ミルクの味で

わたしだけでも あったかく

飲めば体があったまる 安心できる感覚ね

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そして 一緒にブランケット

買ったばかりのふんわり感触

ミルクティのドットにくるまる

暖かさが逃げちゃ大変 だからこうして閉じ込める

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これで完成 なんてことはないけどね

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温まった体は わたしに空想しろって誘っていくの

それが何かってことだけど

それは 只今の片想いの結末だったり 

もちろん それはハッピーエンド

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ジンジャーの暖かさがあなたのハグなら

ブランケットのふんわりがあなたのキスならいいのになって

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ムズムズしてるのはなれない寝具に悩む肌じゃない

きっとこいつは わたしの胸の奥

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だけど 冬に布団から出る時みたいに

はっきり言って 思い切れないものなんだよな

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