まわる世界のモノローグ

2008年05月06日 21:02

けだるい腕で宙をなぞる

わたしの世界はぐるぐるまわる

体をなぞる揺れる熱さはわたしの中でじたばたしてる

​​

今日はいちにちベッドの上

今日はいちにちひとりきり

どこへもいけない休日は 空想の中でどこかへ行こう

​​

わたしの中で広がる世界地図

ふわふわ揺れる触れない世界

頭の中からどんどん広がる 見たことの無い懐かしい世界

​​

わたしは歩く 飛ぶように歩く

せっかくの休みがつぶれてしまったもったいなさの元を取るように

​​

眠ったり起きたりを行ったり来たり

ゆううつが来ないようにわたしだけの世界を行ったり来たり

​​

だけど 寂しさがすぐにわたしを見慣れた部屋に引き戻す

きっと世界の回転に酔ったから

​​

今日はまわる世界でひとりきり

声を掛ける相手も見えない

さてさて この長い昼をどうしよう?

​​

誰かに言葉を投げようか それともひとりでわたしの世界へ戻ろうか

こんな午後は今日でたくさん

明日は元気にならないと

そうしてないと 明日も寂しくベッドの上だ

​​

やっぱり休みは誰かと居たい 言葉を交わして足を進めて

こんな時に気づくのね ちょっとした事が素敵なことに

Recent Poems