あの日　勇気を出してから
隠していた言葉を伝えてから
あなたはたくさんのはじめてを
わたしにくれるの

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今日はまだ数えられる回数
たったそれだけしか経験していない
手をつないで並んで歩くこと

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「花火を見よう」って約束したから
それはやっぱり期待していたの

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でもね　花火の終盤
このサプライズにはおもわず息を止めてしまったの

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平気な顔をしているつもりだったの
けど無理だった
夢を誰かに語るだなんて
それはどこか怖いもの

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だからそのひとり目は一番の友達と決めていたの

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そのあとのあなたの提案には少しばかり
なんていうのは嘘
とても怖気づいてしまったわ

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でも　信じてる
そして　これが一歩目になるって
あなたがそれを見守ってくれるって
がんばるからね

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長い時間がたったものね
あなたとわたしがはじめてこの公園に来たのは
まだこの公園は本当に赤ちゃんのようでしたね

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それだけの時間をここと一緒に過ごしてきたものです

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あの子たちもこの街を出て
わたしたちもどんどん変わっていって
そう　昔とはいろいろなものが違ってしまった

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けれど変わらないものもあるのですね
いつ以来でしょう　夜にこの公園に来るのは

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公園もわたしたちも年を取ってしまったけれど
景色もお互い一緒にいることも変わらないのですね
これからもそういたいと願っていますよ